ほけんだより8月号

こんにちは。保育園看護師さくらのブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、保育園看護師のお仕事について、また子どもの病気のことなど子どもに関わる方に向けてお話させていただきたいと思っております。
ほけんだより8月号を作成しました。
今回は、夏に注意したい感染症「とびひ」をメインにしています。
また、夏は意外に怠ってしまう「スキンケア」について、夏バテ(体の不調)、口内炎について載せてみました。
猛暑の中、ほんと大変ですががんばって夏を乗り切りましょう。
少しでも参考になるものがあると嬉しいです😊
前文
今年は各地でいままでにない早さで梅雨明け発表がありました。
連日の暑さでもう大人はバテバテですよね😥
園の子どもたちはエネルギーが有り余っている感じですが😅😅
でも中には、ちょっとだるそうにしている子もちらほら。
8月は帰省や旅行、プールや花火大会…。楽しい行事がたくさんあると思いますが、
たくさんの休息と栄養をとって元気に過ごしてほしいですね。
主文 とびひについて
夏はどうしても「虫刺され」➡「とびひ」になってしまうお子さん多いですよね😓
蚊に刺されたら、すぐに水洗いをして虫刺されの薬を塗って、ガーゼなどで保護し搔かないようにしていただけたらと思うのですが、掻きむしって出血していたり、浸出液がでていても何も処置せず登園されるお子さんもいます。
もちろん園で処置をしますが。細菌は出血や浸出液など栄養がある所につきやすいので保護者の方にもそういう所も気を配ってほしいという願いもあります。
あせもや発疹はスキンケアをきちんとしていれば防げることもたくさんあります。
「かゆみがある」⇒すぐに対策すれば「とびひ」になることが食い止められます!
掻きむしりをみつけたら、私は受診をお勧めしています。受診をしてくれるかは保護者にお任せしてますが、大抵の保護者の方がその傷に対しては処置をしてくださるので助かっています。
ただ、傷がジュクジュクしている。赤みがひどくなっている。発疹が飛んでるなと感じになってきたら即受診をしていただきますが😥
「とびひ」になると完治するまで時間もかかりますし、かゆみは不快でしかないので早めの対処、心がけたいです。
夏のスキンケア
夏になると、冬ほどお肌が乾燥しないので、スキンケアがおろそかになりがちです💦
でも夏の大敵、紫外線や冷房や扇風機による乾燥など。しらずしらずのうちにお肌は乾燥しています。
お風呂上りには、やっぱり保湿剤は必要です。
きちんとスキンケアをして、バリア機能を整え汗の刺激に負けないお肌でいられるといいなと思います。
夏バテ
暑くて寝ずらい。夏休みで少し夜更かし。⇒寝不足で疲れがとれない。
すっきり起きれなかったため食欲がない。冷たい食べ物を食べがち。たくさん汗をかくことによるミネラル不足。いろんなことが重なって疲労感や免疫力の低下を起こすようです。
病気ではありませんが、この悪循環が続くと感染症にもかかりやすくなってしまいます。
特に気にかけて睡眠を十分に確保できるようご家庭でも配慮していただき、毎食事に具沢山の味噌汁やスープなどでしっかり栄養をとってほしいなと思います😊
口内炎
夏に流行する病気、手足口病やヘルパンギーナ。いづれも口の中に発疹ができる病気です。特に手足口病は発熱しないことも多く、寝る前の仕上げ磨きで口の中の発疹を発見することもあるかもしれません。
ただの口内炎だと放置しないで、そのような感染症の可能性もあるということも念頭においてほしいなと思い書きました。
また、夏バテ同様、食事の乱れや疲れで口の中に発疹ができる場合があります。
この暑い夏を乗り切るためにも休息、バランスのとれた食事がすべてにおいての基本だなと改めて感じました。
ほけんだより8月号
まとめ
この酷暑の中、お仕事おつかれさまです。
毎日の通勤だけでも体力が奪われますよね💦
子どもたちも毎日元気に夏を過ごせるよう、十分に睡眠、栄養をとって元気に登園してほしいですね。
そのためにも私たちも十分、自分の身体をいたわってお互いお仕事がんばりましょう😊
ほけんだより8月号が少しでも参考になればうれしいです。