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ほけんだより

ほけんだより7月号

hoikuennursesakura

ほけんだより7月号を作成しました。

今回は夏で最も注意しなくてはならない「熱中症」を中心にして作成しました。

また、保育園の夏の定番。「手足口病」「ヘルパンギーナ」!

そして、「蚊」も気になる季節です。今回は「蚊」に刺された後の対処法を載せました。

参考になりましたらうれしいです(⌒∇⌒)

前文

梅雨の時期ですが、晴れ間は夏の日差しです。

とにかく保護者の方も重々承知とは思いますが、熱中症にはほんと気をつけていただきたいです。

ご家庭でもしっかり栄養と休息をとっていただき、体調の変化はきちんと職員に伝えていただきたいです。

という願いをこめて。

  

主文 熱中症について

今回は熱中症の症状や応急処置、医療機関へ受診する目安を記載しました。

大まかな熱中症の定義や注意する点については、保護者向けに臨時のお便りをだしていますので、そちらをご参考にしていただけますと嬉しいです!

熱中症

7月になると登園時間にはもうかなり暑く、中には少し熱中症気味のお子さんもちらほら😥

ベビーカーで登園するお子さんは背中のクッションに保冷剤や扇風機などで冷却したり、

少し大きいお子さんはネッククーラーなどつけて登園するといいかもですね。

あとは、しっかり朝食や水分をしっかり摂ってもらうこと!連絡帳の朝食欄に記載がないとドキッとしてしまいます💦

副文 夏に多い感染症

ヘルパンギーナと手足口病

ヘルパンギーナや手足口病の連絡がくると、「この季節がきたか」と夏を感じてしまうのは私だけでしょうか??

登園基準が「発熱がなく、普段の食事がとれていること」となっていますので、「発熱」がなく、口の中の発疹の影響がなくしっかり「食事」がとれていれば登園可です。

ウィルス排泄がなくなるまで、4週間休むなんて現実的ではなないですもんね。それに発症前にもウィルスだしていますしね。

そうなると、「うつし、うつされる」のもおたがい様。と思っていただいておおらかな気持ちでいていただけると…。(願い💦)

発症してから4週間ほどウィルスの排泄があるので特に小さいクラスはほんと難しいです💦咳エチケットもまだ難しいですし。よだれもでますしね。毎日お部屋とおもちゃ消毒に明け暮れます😒

とにかく熱もあまりでず、軽いといいねと願うばかりです。なので、全体的になんとなくうつって終息するというパターンになることが多いです。

もちろん、感染者が増えてきた場合は行政に連絡相談指導を受けることにはなりますが。

そして園内に大流行する前には、掲示板や連絡帳アプリなどで保護者には下記のようにご連絡してさせていただいています。

感染症のお知らせ

本日、〇人のお子様が「手足口病」に感染しました。

手足口病の症状:手、足、口に発疹ができる。お尻にできる場合もあります。

        発熱する場合もある。

潜伏期:3~7日

登園基準:発熱がなく、普段通りの食事ができること。

※症状がある場合は必ず受診をお願いします。また、受診結果のご報告もお願いします。

登園の際は保護者様が記入の「登園届」が必要な病気です。

手足口病は主な症状がなくなっても(登園許可がでても)4週間ほど咳や鼻水、便からウィルスが排泄されると言われています。園では感染症対策を行いながら、保育を行っておりますが、子ども同士が関わり合って生活する上で感染を完全に防止することはきわめて難しいことがあります。

「うつし」「うつされる」ことはお互い様というような気持ちで見守っていただけますと幸いです。

今後も感染対策をしながら随時感染状況をご報告いたします。

副文 蚊に刺された時の応急手当

子どもは蚊に刺されやすかったり、アレルギー反応が強くでて腫れやすかったりしますよね。

高温多湿の時期は掻きむしった傷に「黄色ブドウ球菌が繁殖して毒をだし、組織を壊して広がっていく」⇒「とびひ」となっていく。

万が一蚊に刺されたら、水で洗って、搔かないように冷やしたり、薬を塗ったり、でも掻いて傷ついてしまったら、患部を覆って手で触らないようにすることが大事ですね。

「人は1時間に23回無意識に顔を触る」らしいです😢

顔にとびひが飛んでいる子ってよくみかけますよね。そういうことかと思いました。

とにかく、傷を触った手をいろいろな場所に触らせない。触らせないよう対策する。傷の状態を把握する。顔にある発疹は注意(特に鼻の周り)。

傷が悪化しているようなら受診をお願いする。

そして、蚊にさされないようにする対策も大切ですね。

副題 プールや海の中でも熱中症に気をつけて

主題の「熱中症について」のおまけです。

これから、ご家庭でプールや海に行かれる機会も多くあると思います。

プールは比較的休憩時間を設けている所が多いのかなと思いますが、海はそういうことがないので特に気を付けないといけないですね。

水の中は涼しいイメージがありますが、意外に熱中症になりやすいということを知ってほしいと思い記載しました。(保育園のプールは水温+気温=50~64度。現在では64度以下にする方が難しいですけどね😅)

今思い返すと、子どものころ、プールに入って夢中に遊んで足をつって溺れそうになったことがあったなぁと。あれはもしかして「熱中症」だったのかも💦

昔は「プール」イコール「涼むところ」水の中に入っていたら、なんとなく涼しいイメージ。

暑いからプールに入りたいという感じでしたが。。。水の中は汗をかいても蒸発しないから、どんどん汗をかいて知らず知らずのうちに脱水になることもあるんです。ほんと注意をしないといけないですね。

ほけんだより7月号(配布しているもの)

ダウンロードはこちら

参考:保育所における感染症対策ガイドライン2018

まとめ

梅雨があけたら、夏本番です!まだまだ暑さに慣れない時期ではあると思いますが、バランスのとれた食事や十分な睡眠をとって夏を乗り切りたいですね。

熱中症は予防できる病気です。すべての人がしっかりと知識をもって気を付けて生活していってもらうようメインの内容にしました。

少しでも参考になるような内容がありましたらうれしいです。

ABOUT ME
さくら
さくら
保育園看護師
保育園看護師のさくらです。保育園看護師として約20年勤務しています。保育園の保健について、また保育園での生活についてなど少しでも子供に関わっている方のための情報を発信したいと思っています。 プライベートでは孫にメロメロなおばあちゃんです。
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