ほけんだより

ほけんだより10月号

hoikuennursesakura

こんにちは。保育園看護師さくらのブログをご覧いただきありがとうございます。

このブログでは、保育園看護師のお仕事について、また子どもの病気のことなど子どもに関わる方に向けてお話させていただきたいと思っております。

ほけんだより10月号を作成しました。

今回は、10月10日の「目の愛護ディー」にちなんで「目について」のことをメインテーマにしました。

また、「スポーツの秋」ですので、体の動き、正しい靴の選び方もいれてみました。

そして、10月ごろから、医療機関でインフルエンザのワクチン接種が始まると思います。インフルエンザのワクチン接種については色々な意見があると思いますが、私はワクチン推奨派なので載せていますが、これは賛否がありそうですね。

ほけんだより10月号➡ダウンロードはこちらから

前文

今年の夏はほんと暑いですね。

9月の初めでもこんなに暑い日が続いていて、ほんとに10月には涼しくなるのかと思うくらいですが、湿度は低くなっていると仮定して😢この文章です💦

10月は運動会を控えている園も多いのではないでしょうか。また、ハロウィンなどの行事も。

美味しい物もたくさんでてくるころなので、子ども達もたくさん食べてたくさん体を動かして楽しく過ごしてほしいですね。

主文 目の愛護ディー

10月10日は目の保護ディーということで考えてみました。

「視力」の問題って、なかなか気づきにくいですよね。

本やテレビに近づいて見ていたりしていたら「何か変かな」とわかりますが、そうでなければ、

「3歳児検診」の眼科検診で初めてわかったということもあるのではないかと思います。

目の成長は6~7歳ごろまでにほぼ完成すると言われていますので、この大切な乳幼児期に見つけて治療をしていくということが非常に大切になってきます。

ご家庭でも小さな変化でも気にかけ、眼科受診につなげれられたらと思います。

また、目にいい生活習慣として、

①外でたくさん体を動かす。

・外遊びの効果は色々研究されていて、近視の進行を抑制すると考えられています。

・外の明るい光が目に入ると、瞳孔が開き、物のピンとが合いやすくなります。また、ドーパミンが分泌されます。(ドーパミンは近視の進行を抑制すると言われています)、そして太陽光に含まれるバイオレットライトについても近視の進行を抑制するといわれています。

②色々な物をみる。

・外遊びとも重複するかもしれませんが、外で遊べば、遠く、近く、小さい虫、葉っぱの落ちる瞬間、車が走る様子。自然にビジョントレーニングになっているんでしょうね。

外遊びを一日二時間以上している子どもは、両親とも近視であっても近視になりにくいという論文まであるそうです。

③目を休ませる

特に夜は部屋を暗くし、「ブルーライト」を遮断して寝ること。ブルーライトが直接、目に悪いということではなく、夜、ブルーライトを浴びると脳が朝だと勘違いして眠気を誘うメラトニンというホルモンの分泌が抑えられてしまう。結果的に睡眠不足になり体調も悪くなるし、暗いところでスマホやテレビだけの光で見ていると目に負担もかかります。

また、テレビやスマホ、タブレット端末が問題になっていますが、家庭ではずっと見続けない。見たら遠くをみて目を休ませる。などとルールを決めて使わせることが大切ですね。

アメリカでは「20-20-20ルール」が導入されていて、画面を20分見続けたら、20フィート(約6メートル)先を20秒見続けるというルールがあるみたいです。

つい先日、豊明市でも「スマホは2時間以内にする」という条例が提出されたのは記憶に新しい所ですが、成長期の子どもの目を守るにはそのようなルールも必要になってくるのかなと感じました。

副題 幼児期に身につけておきたい36の基本動作

文科省の幼児期運動指針ガイドブックに基づき載せています。

友だちを遊びを通して楽しみながら体を動かす。特別に何かを習うというよりも、自然にいろんな動きを経験していけるようになるといいですよね。

私たち、保育者も色々な動きの経験をさせられるよう、「36の基本の動き」を念頭におきながら「遊び」を考えていくのも大切だなと思いました。

副題 くつの選び方

外遊びやお散歩で靴が合わずにすぽっと脱げてしまう子が結構します。大きい靴を履いていたり、または小さい靴をギューギューに履いていたり、動きにくいということもありますが、足に合わない靴を履き続けていると、将来、足のトラブルに見舞われることになります。

ぜひぜひ、子どもの足を守ってあげてほしいですね。

副題 インフルエンザワクチンについて

9月の初めにインフルエンザによる学級閉鎖がでているというニュースがありましたが、ほんとに病気に季節感がなくなっていますね。

ただ、10月からはそろそろインフルエンザのワクチン接種が始まります。接種するのであれば予約する時期です。

気が付いたときには、年末。もうワクチンは終了したーというようにならないように載せてみました。

予防効果があまり感じられないということもありますが、気持ち的には、「予防策」をやっているという自信で私は毎年乗り切れているので、子どもたちにも「ワクチンを受けたから、絶対かからない」というプラシーボ効果を期待して😅

少し無理がありそうですね💦

まとめ

10月は「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」…。

楽しいイベントもあり、外にでる機会の多くなりますよね。この時期にたくさん外に遊んで免疫力もつけてほしいですね。

「目」についても「外遊び」がとても「目」の健康によいということがわかっています。

足にしっかり合った靴をはいて、たくさん楽しんでほしいですね。

そして、インフルエンザの対策もしっかりしてくれるといいなと願いをこめました。

最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。すこしでも役に立つものがあったら幸いです。

ABOUT ME
さくら
さくら
保育園看護師
保育園看護師のさくらです。保育園看護師として約20年勤務しています。保育園の保健について、また保育園での生活についてなど少しでも子供に関わっている方のための情報を発信したいと思っています。 とかっこいいことを言っていますが、自分の頭の中を整理するためというのもありましてブログを始めました💦 また、パソコンも苦手世代なので頭の中がパニックなりながら、必死にやっています。お見苦しい点もあるかと思いますがよろしくお願いします😓 プライベートでは孫にメロメロなおばあちゃんです。
記事URLをコピーしました